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お礼状のテンプレート【手紙の基本構成とお礼状の書き方の例文】

以下に基本的な手紙文章(お礼状の例文)を記します。

 

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拝啓 桜舞い散る季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらはおかげさまで皆元気でおります。
 さて、このたびは結構なお品をいただき、
ありがとうございます。
 家族でおいしく食べさせていただきました。
それでは、今後ともご自愛ください。
                敬具
○月○日
              山田花子
田中太郎様

 

追伸 副文を追加させていただきます。
   ただしお礼状では追加しないのがマナーです(笑)

 

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それでは、
文章の各部位について説明しましょう。

 

【前文】
1.頭語
「例文:拝啓、謹啓など」
一文字下げずに行頭から書き始めます。
手紙の挨拶に当たる言葉で一番最初に書きます。

 

2.季節の挨拶、時候の挨拶
「例文:桜舞い散る季節となりました。」
「ビジネス例文:陽春の候、春もたけなわとなり、など」
頭語との間を一字分あけて書き始める場合と、
改行して一字下げて書き出す場合があります。

 

3.安否の挨拶
「例文:皆さまお変わりなくお過ごしのことと存じます。」
季節の挨拶の後に続けて書く場合と、
改行して一字下げて書き出す場合があります。
相手の健康や安否を気遣う言葉をつづりましょう。

 

 

【主文】
4.起語(起辞)
「例文:さて、本日は、など」
本文に入るときの書き起こしの接続語です。
【前文】の後に改行して一字下げて書きましょう。

 

5.本文
「例文:○○をいただきありがとうございました。」
手紙の用件であるお礼の言葉を書きましょう。
お礼状の手紙はここに書く内容が一番大切なので、
具体的に気持ちをこめて書くとよいでしょう。

 

【末文】
6.結びの挨拶
「例文:〜ご自愛ください。」
【主文】の後に改行して、一字下げて書きましょう。
相手の健康を祈る言葉や、今後のお願い事など、
文のまとめとしての言葉を書きましょう。

 

7.結語
「例文:敬具、敬白、かしこ(女性専用)」
頭語とセットの結語を書きましょう。
   ※こちらも参考に「頭語と結語」●あとでリンクする。
【末文】の後に改行して行末から一字分開けたところに書きます。
また、【末文】の最後の行の字数が少ないときは、
同じ行の行末にそろえて書くこともあります。

 

【後付け】
8.日付
「例文:四月三日」
行頭から一、二字下げて書きます。

 

9.署名
「例文:山田花子」
日付の次の行に、行末から一字分あけて書く。
結語が末文の最後にそろえて書かれている場合には、
結語にそろえて書きましょう。

 

10.宛名
「例文:田中太郎様」
行頭、もしくは行頭から一字下げて、
本文の文字より少し大きめに書きます。

 

【副文】
11.添え文
追加の文がある場合は【後付け】から一行空けて、
「追伸」などの起語で書き始め、
本文よりも小さめの字で長くならない文を書きましょう。
しかし、
一般的にはお礼状では書かないのがマナーとされています。

 

 

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